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1. はじめに:自作プラグインって難しそう…?
WordPressを使っていると、
- 「この機能、自分で追加できたらいいのにな」
- 「テーマをいじるのは怖いけど、カスタマイズはしたい」
と思うこと、ありますよね。
そんなときに役立つのが 「自作プラグイン」 です。
プラグインというと「エンジニアしか無理」と思われがちですが、正しいやり方 を覚えれば、初心者ができるレベル のシンプルなプラグインなら十分作れます。
この記事は 完全初心者向け に、
- WordPressの自作プラグインの作り方
- 正しいやり方(基本の流れ)
- 自作プラグインを Zip にまとめて「普通のプラグインと同じようにインストールする方法」
を、やさしく解説します。
2. 自作プラグインを作る前に知っておきたいこと
2-1. 必要なもの
最低限、次の3つがあればOKです。
- WordPressが動いている環境
- ローカル環境(XAMPP / MAMP / Local など)推奨
- いきなり本番サーバーでテストするのはNG
- テキストエディタ
- VS Code、Sublime Text、など
- メモ帳でも動きますが、コードが見づらいのであまりおすすめしません
- PHPを少し触る覚悟
- 完璧に理解する必要はありません
- 「このコードを書くとこう動くらしい」くらいの気持ちでOK
2-2. なぜ「プラグイン」でカスタマイズするの?
WordPressのカスタマイズには、
- テーマの
functions.phpに直接書く - 子テーマを作る
- 自作プラグインにする
などがありますが、おすすめは自作プラグインにまとめること です。
理由:
- テーマを変更しても機能が消えない
- コードがひとつのフォルダにまとまり、管理しやすい
- 不具合が起きたらプラグインだけ「無効化」して止められる
このやり方が「正しいやり方」と言われることが多いポイントです。
3. 自作プラグインの基本的な作り方(全体の流れ)
最初に、全体の流れをざっくり掴んでおきましょう。
wp-content/plugins/フォルダの中に
自分のプラグイン用フォルダを作る- その中に メインのPHPファイル を作る
- ファイルの先頭に「プラグイン情報(ヘッダー)」を書く
- 実際に動くコードを書く
- 管理画面の「プラグイン」から有効化する
- 必要なら Zip にまとめて、管理画面からアップロードインストールする
この型さえ覚えれば、あとは中身のコードを変えていくだけです。
4. 実際に作ってみよう:超シンプルな「挨拶メッセージ」プラグイン
ここでは例として、
「管理画面の上に”こんにちは!”というメッセージを表示するプラグイン」 を作ってみます。
4-1. プラグイン用フォルダを作る
- WordPressをインストールしたフォルダを開く
wp-content→pluginsとフォルダをたどるmy-first-pluginのような名前でフォルダを新規作成
例:wp-content/plugins/my-first-plugin/
フォルダ名は英数字とハイフンにしておくと無難です。
4-2. メインのPHPファイルを作る
my-first-plugin フォルダの中に、my-first-plugin.php という名前のファイルを作ります。
4-3. プラグイン情報(ヘッダー)を書く
作成した my-first-plugin.php をエディタで開き、先頭に以下を書きます。
<?php
/*
Plugin Name: My First Plugin
Description: 管理画面に「こんにちは!」と表示する、初心者向けの自作プラグインです。
Version: 1.0
Author: Your Name
*/
これが「プラグインヘッダー」と呼ばれるもので、
WordPressがこのファイルを「プラグインとして認識する」ために必要です。
Plugin Name:… プラグイン名(必須)Description:… 説明文(任意だが書いておくと親切)
4-4. 実際に動くコードを書く(初心者向け)
次に、挨拶メッセージを表示する処理を書きます。
先ほどのコメントの下に、次のコードを追記してください。
// 管理画面の上部にメッセージを表示する関数
function my_first_plugin_admin_message() {
echo '<div class="notice notice-success is-dismissible">';
echo '<p>My First Plugin より:こんにちは!これは初心者が自作したプラグインのメッセージです。</p>';
echo '</div>';
}
// 管理画面でメッセージを表示するフックに登録
add_action('admin_notices', 'my_first_plugin_admin_message');
ここでは、
my_first_plugin_admin_message()… 自分で作った関数add_action()… WordPressに「このタイミングでこの関数を呼んでね」と教える関数admin_notices… 管理画面上部の「お知らせ枠」に出すためのフック
という形になっています。
意味が全部わからなくても、「このパターンで書けば出るんだな」くらいでOKです。
5. プラグインを有効化して動作確認
- WordPress管理画面にログイン
- メニューから「プラグイン」 → 「インストール済みプラグイン」を開く
- 一覧の中に 「My First Plugin」 が表示されていることを確認
- 「有効化」をクリック
管理画面の上に、緑色のお知らせ枠で
「こんにちは!これは初心者が自作したプラグインのメッセージです。」
のようなテキストが出ていれば成功です。
もしエラーになったら:
- フォルダ名・ファイル名が間違っていないか
- コードをコピペしたときに変な文字が紛れていないか
<?phpの前に余計な文字や空白行がないか
を確認してみてください。
6. Zipにまとめて、普通のプラグインと同じようにインストールする方法
ここからが今回の追加ポイントです。
自作したプラグインは、フォルダごと Zip にまとめることで、通常のプラグインと同じように「アップロードしてインストール」できます。
6-1. Zip にまとめる手順
wp-content/plugins/の中にあるmy-first-pluginフォルダを確認- この フォルダごと を Zip 圧縮する
Windows なら:
my-first-pluginフォルダを右クリック
→ 「送る」 → 「圧縮(zip形式)フォルダー」
Mac なら:
my-first-pluginフォルダを右クリック
→ 「”my-first-plugin”を圧縮」
できあがるファイル例:my-first-plugin.zip
注意ポイント:
- Zip の中身は、最初の階層に
my-first-plugin.phpがある状態にします
(my-first-plugin/my-first-plugin/my-first-plugin.phpのように二重フォルダにならないよう注意)
6-2. 管理画面からアップロードしてインストールする
作った Zip ファイルは、他のサイトにも 普通のプラグインと同じ手順 でインストールできます。
- 新しい WordPress サイトの管理画面にログイン
- 「プラグイン」 → 「新規追加」をクリック
- 画面上部の「プラグインのアップロード」ボタンをクリック
- 「ファイルを選択」で先ほどの
my-first-plugin.zipを選ぶ - 「今すぐインストール」をクリック
- インストール完了後、「プラグインを有効化」
これで、公式ディレクトリからダウンロードしたプラグインと同じような感覚 で、自作プラグインをインストールできます。
Zip にしておくと:
- 複数サイトで使い回しやすい
- バックアップとして保管しやすい
- 他の人に渡しやすい
というメリットがあります。
7. 初心者がつまずきやすいポイントとコツ
7-1. いきなり難しい機能を作ろうとしない
最初から複雑な管理画面・オプションページ・外部API連携などに手を出すと、だいたい心が折れます。
「表示するだけ」「挨拶メッセージ」「ショートコードひとつ」 くらいから始めるのが、初心者向けとしてはベストです。
7-2. テーマではなくプラグインとして管理する
- テーマの
functions.phpに書くと、テーマ変更で全部消えます - 自作プラグインなら、テーマを変えても機能はそのまま
という違いがあります。
「あとからプラグインに分けよう」はほぼ実行されない ので、最初からプラグインにする癖をつけるのが正しいやり方です。
7-3. 小さく書いて、小さくテストする
- ちょっとコードを書く
- プラグインを有効化して動作確認
- 問題があればその部分を直す
というサイクルを回していくと、
初心者でもどこでミスをしたか追いやすくなります。
8. まとめ:Zip にすれば「普通のプラグイン」と同じように扱える
この記事では、
- WordPressの自作プラグインの作り方(フォルダ → PHP → ヘッダー → コード → 有効化)
- 正しいやり方として「プラグイン化する」理由
- 初心者ができるシンプルなサンプルコード
- 自作プラグインを Zip にまとめて、普通のプラグインと同じようにアップロードインストールする方法
を、初心者向けに解説しました。
結論:
- 自作プラグインのフォルダをそのまま Zip にすればOK👌
- その Zip を「プラグイン → 新規追加 → プラグインのアップロード」からインストールすれば、
公式プラグインと同じような流れで使える ようになります。
まずはこの記事のとおりに、
- 小さな自作プラグインを作る
- Zip にしてアップロードインストールしてみる
ここまでできたら、もう「プラグイン作者の入り口」は完全にクリアです!









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